仕上げグループを担当しています。製缶、塗装のあとの工程となり、ほぼ完成状態になって流れてくるドラム缶一本一本を目視確認し、塗装不良やへこみ等がないかの外観検査を行ったのちの出荷業務までを担当しています。
目視確認（検査）は、全本数をチェックしますのでなかなか骨の折れるお仕事です。一日あたり約1,000本のドラム缶を3～4人で外観検査、保管、出荷しているので、一人一人の役割も大きく大変なお仕事になります。ドラム缶の胴体部分にマークを塗る作業は技術が必要なので慣れるまでには苦労もありましたが、今では綺麗かつスムーズなマーク塗装ができるようになりました。

地元の工場なので入社前から斎藤ドラム罐工業のことは知っていました。昔からある会社なので年齢層の高い従業員が多いのかと思っていましたが、工場見学に来た時に若い社員が多いなというのが第一印象でした。
入社初年度の夏はしんどかったです。辞めようとも思うくらいの暑さでしたが、もともと体力には自信があったので乗り越えられたと思います。

最初の一年は慣れるまでは大変でした。仕事内容そのものの難易度が高いわけではないので、繰り返し経験することで段々と要領も分かるようになり、今では自らの力量を培うことができていると実感しています。
みんな優しく教えてくれますし話しやすい先輩ばかりです。人見知りな私でもコミュニケーションがとれる、働きやすい職場です。ぜひ、お待ちしています。

製缶グループは、ドラム缶になる材料をまず切るところから始まり、ドラム缶の形ができあがるまでの工程を担当しているグループです。
入社直後は主に化成処理工程を5年担当し、自分がリーダーという立場に上がる際に溶接工程に異動になりまして5年程経ちました。
グループの人数も一番多く（現在10名/36名）、自分ひとりではできることが限られてくるので、みんなに声がけをしながら協力してやっています。

リーダーになり一番の変化点は、製缶グループ全体の生産性を考えなければならなくなった点や、従業員一人一人との適宜適切なコミュニケーション対応の大事さを強く感じた点などです。指導方法にも気をつけ失敗や悩みがあった時にフォローしやすい先輩でありたいと思い、日頃からコミュニケーションをとるように意識しています。指導した後輩の技術が上がったときやミスがなくなったときには、本人同様の嬉しさを感じました。

個人的には短い期間でしたが、育児休業を取得できて妻が喜んでくれたことです。今まで会社をあまり休んだことがなかったので、責任感から現場を離れることやみんなへの負担を考えると気にはなりましたが、結果子供と触れ合える時間がとれたことはすごく良かったと思います。
育児休業が取れる会社なんだよ、ということを他の人にももっと知ってもらえればいいかなと思います。

大きく分けると人事、労務と経理の３つのお仕事をしています。
まず、人事では新入社員採用のための学校訪問や企業説明会に参加をしています。主体的に外部の方と関わる機会が増えてきて、採用の難しさを実感しつつも楽しく良い経験になっているなと思います。
次に、労務では従業員の有給休暇管理や出退勤管理など、日々の細かい業務を行っています。労務のお仕事は、ときに社会保険事務所や税務署との対応等があり、会社の上席や社会保険労務士に相談しながらのお仕事が多く、皆のご協力を仰いで対処しています。難しい内容のものができたときなどは達成感を感じています。
そして、経理では和歌山工場と大阪営業所にかかわる“全て”のお取引（お売上・材料仕入・経費支払など）についての仕訳を一人で対処しています。また、主に工場の固定資産についても会計士事務所と一緒に管理対応をしています。

自ら取り組み成長できる、即実践できる環境があることです。
悩むこともありますが親身になって話を聞いてくださる人が多く、人に恵まれているなと思います。
上司部下との隔たりがなく新入社員でも上司に相談しやすい環境があり、中小企業ならではのほどよい人間関係があるのかなと思います。
個人的には、福利厚生の一環として自ら導入したフリードリンク制と自販機の設置導入を行えたことはいい経験になりました。

初めての就職活動は大変だと思いますが、頑張ってください。
入社した会社でご自身の社会人経験が培われるので、学生の間にいろんな会社情報を収集して、その会社で自分がどういう経験を積めるのかをイメージすることが大事だと思います。もちろん学生生活も今だけの貴重な時間なので、目一杯楽しんでください。